ムゲン・スペース・メモランダム

一度ファンになると、一生付き合っていくのが私のファン流儀。言い換えれば、そういう人しかファンにならない。私の世界はムゲン・スペース。夢中になれるって、しあわせ。

引越し荷物 23

 最近、youtube.com/ がはやっているのだそうだ。アメリカのテレビ番組でもこのサイトが紹介されていた。中国人の学生二人が英語の歌をリップシンクしているクリップが話題になって、CMに採用されるようになった、とか言っていた。このサイトを知ったのは今年の初めだったと思う。そのときはこんなにいろんなクリップがアップされているとは考えてもいなかった。もともと、サーチ(検索)が苦手なこともあるし、どんなものがアップされているのかという興味もなかった。
 それが、ふと、試しに、Yamaguchi Momoeと入れてみて、懐かしい映像が出てきたときはうれしかった。私が百恵ちゃんのファンだったころは、家庭にビデオレコーダーを持っている人が少なかった。テープが安くても60分用で5千円はするという時代だったのだ。だから、私はひたすら「音」を録音していた。日本ではケーブルで昔の番組を放送しているチャンネルがあって、百恵ちゃんが出演していた歌番組が時おり放送されるそうだ。実を言えば、百恵ちゃんファンのおかげでかつての映像をいくつか見ることができるのだが、どっぷりと漬かってしまうのが怖いと言うか、心理的に、「殿堂入りした人だから」とあまり見ないようにしている。
 それなのに、ユーチューブで見てしまったのは、懐かしさが勝ったからだ。と、同時に、アニタ・ムイ(梅艶芳)のリサーチも兼ねていた。アニタはマドンナのコンサートやMTVの映像を見ていた、というし、事実、告別舞台演唱會では同じアレンジが使われている、という人がいるので、仕方なくマドンナのコンサート、「CHAO ITALIA(チャオ・イタリア)」と「BLONDE AMBITION(ブロンド・アンビション)」を見た。辛かった。好きでもないものを見るのはちょっと苦痛だった。
 確かに、アニタのコンサートの中にはマドンナから影響を受けたと思われる部分がある。といっても、そっくり真似ているわけではない。ただし、歌のアレンジやセグメントとセグメントをつなぐブリッジに同じメロディが使われたりしている。これは、アニタが真似たというよりも、アレンジを書いた音楽監督のアンソニー・ロンが真似たのだ、と言えるのではなかろうか。アメリカのテレビ・ドラマ「ペリー・メイスン」のテーマ曲をそっくり使ったり、「ライク・ア・ヴァージン」をスローでセクシーなアレンジに変えたことなどだ。それ以外では、グランド・ピアノの上で「スーン・オア・レイター」を歌ったり、「Are you ready?」と観客に叫ぶところがあるが、これらはマドンナの特許ではないだろう。他で見たことがあるから。ボディ・スーツのコスチューム、ダンスの振り付けなども、参考にしたかもしれないけれど、盗んだとはいえないだろう。
 むしろ、アニタのキャリアの初期の頃は、もしかして、日本の歌謡界を参考にしていたかもしれないと考えた。それで、百恵ちゃんの映像をユーチューブでチェックしてみたのだ。ウーン、なんか、似ている。アニタの「曼珠莎華」は百恵ちゃんの「曼珠沙華」のフリや歌い方を参考にした時期があったようだ。それにしても、百恵ちゃんはあの当時から「キメ・ポーズ」があったのだ。カッコいいじゃん。
 ところで、http://www.netcinema.tv/bbmf/ で宇崎竜童さんによるボサノバ・バージョンの「イミテーション・ゴールド」が聴ける。アニタ・ファンには「幾多」のオリジナル、尾崎亜美さんの「オリビアを聴きながら」が聴けるので、結構貴重かも。 (2006年6月8日)
  1. 2006/08/03(木) 08:15:05|
  2. アニタと百恵ちゃん
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 かつては、「スクリーン」や「ロードショー」などにハリウッド映画の記事を書いていたライター。あるときは[AT],あるときは[ブリジット・ファン]、あるときは[アニタ・ムイ・ファン]と、・・・つい、その場の思いつきでHNが増えてしまったが、これからはfanfunfuan。仁侠映画、林青霞、ジュリー・アンドリュース、山口百恵さんたちは私の「ファン殿堂入り」した人たち。現在は、亡き梅艶芳(アニタ・ムイ)さんに夢中。因みに、写真はアニタです。
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