ムゲン・スペース・メモランダム

一度ファンになると、一生付き合っていくのが私のファン流儀。言い換えれば、そういう人しかファンにならない。私の世界はムゲン・スペース。夢中になれるって、しあわせ。

第80回アカデミー賞授賞式

 ハリウッドのお祭り、アカデミー賞授賞式を友人のところへお邪魔して、ワイワイ言いながら見た。今年は、脚本家組合のストが続いて、もしかしたら、スト続行のまま授賞式が行われるかもしれない…という心配があった。そのときのために、もちろん80回という記念の意味もあったが、アカデミー賞協会は過去の受賞場面をつないだビデオ・パッケージをいくつか作った。それらを受賞セレモニー中に流したが、そのせいか、授賞式はいつもよりも単調な気がした。

 ほとんど、順当な受賞だったが、主演女優賞に『愛の讃歌〜エディット・ピアフ』のマリアン・コティヤールが輝いたのは、うれしい番狂わせだった。下馬評ではジュリー・クリスティが強く、二番手はケイト・ブランチェットだったのだ。アカデミーの会員も結構見る目あるジャン、と思った。
  1. 2008/02/25(月) 18:23:17|
  2. 映画
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十八相送

 先日、ブリジット・リン(林青霞)のクリップを某サイトでサーチしていたら、長い間探していたことの答えがアップされていた。
 香港のノースポイント(北角)に他店では売れ残った生写真や雑誌を安く手に入れて売っているショップがあり(以前行ったらもうなかったが、ちゃんと経営しているという情報もある)、そこでブリジットが広東オペラの扮装をした写真を買った。これは何か?と彼女に聞いたら、「あぁ、それはずっと以前にチャリティ番組で演じた」としか答えてくれなかった。彼女も良く覚えていなかったのかもしれない。それが、リサ・ウォン(汪明荃)との「十八相送」だったのだ。ここ
 黄梅調映画の中でもダントツの人気がある『梁山泊與祝英台』から、有名な「見送りと別れ」の部分だ。確かアニタ(梅艶芳)も「白金巨星耀保良」だったかのチャリティ番組でサリー・イップ(葉蒨文)と歌っている。こちらは二人とも歌手だから全編歌だけで、ブリジットの方は歌半分、台詞半分になっている。うまい下手はともかく、ブリジットの生の声が聞こえる(彼女が出演している映画はほとんどが吹き替えなのだ)貴重なクリップだ。

 ブリジットの「十八相送」のクリップを見たとき、物事は本当に全く望みがないとわかるまであきらめてはいけないなぁ、と思った。
 アニタに関しては1988年ソウル・オリンピックの前夜祭(ガラ・パーティという説もある)に出演したときのことを知りたいとずっと思っていた。司会はボブ・ホープでアニタは香港を代表してジャネット・ジャクソンらと同じステージに立った…というのは分かっているが、今まで、どのアニタ関係のサイトにもその記事が載ったことがない。西条秀樹も日本代表で行ったらしいが、真偽はわからない。いつも、このコンサートに関して香港の図書館へ行って調べたいと思いつつ果たせないでいる。日本でも図書館へ行ったら、何かわかるだろうか?アニタのダイハード・ファンにきいても、TVBがニュース映像としてちょっとだけ放送したことと、アニタはかなりセクシーなパーフォーマンスを見せたそうだ、としかわからない。取材した雑誌はないのだろうか、とそう思っていたら、あるサイトに雑誌の切り抜きが載った。そこには、布施明との写真があり、西条秀樹のはない。が、ともかく、少しわかったのだ。決してあきらめてはいけないのだ。
 
  1. 2008/02/18(月) 16:48:33|
  2. 梅艶芳 林青霞
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ボン・カレー

 2,3日前に「ボンカレー」の復刻版が限定100万個発売される、というニュースを見たと思ったら、こんな記事を見つけた。どうやら、15日の午後に放送されたテレビ朝日の番組を記事にしたようだ。
 復刻版というかオリジナルのボンカレーのパッケージは沖縄旅行したときに「沖縄限定版」を買ったというanitamuijapanさんから頂いて持っている。しかし、私はボンカレーを食べたことがない気がする。私が日本にいたころは、レトルト食品が少なくて、しかも、インスタント食品が嫌いだった母が買ったとは思えない。「琴姫さん」ファンだったけれども、番組を見るだけの「ファン」だった。小学生だったから仕方がない。単純に松山容子さん演じるヒロインがかっこいいなぁ(当時こういう言葉はなかったと思う)と憧れていただけに過ぎない。ファンだから、ボンカレーを買ってパッケージを集めよう、などという考えは全く浮かばなかった。金銭的にも彼女が出ている雑誌や新聞を集める余裕がなかった。もちろんビデオもない時代だ。

 いや、多分、私は松山容子さんのファンというよりも、むしろ彼女が演じたヒロイン、しかも時代劇の強いヒロインのファンだったのだ。松山さんであればよいのではなくて、強くて凛々しいヒロインでなければ納得しなかったのだと思う。だからボン・カレーのパッケージには食指がうごかなかった。同時に、彼女が主演した現代ものドラマ「うどん」や「西陣物語」など、それほど熱心に見てはいなかった、と記憶する。でも、見られるものは、ちゃんと見ていた。
 
 強いヒロインもの、といっても「琴姫七変化」や「月姫峠」は途中までしか見られなかったし、「霧姫さま」にいたっては全く見られなかった。「旅がらす くれないお仙」も。父の転勤のため北海道の地方に住んでいたから、そこまでネットワークが届かなかったのだ。かろうじて、「めくらのお市」シリーズは名画座系の映画館で見たが、これはビデオ化されていないと思う。タイトルがいけないらしい。今では差別用語となっていることばが入っているからか。もし、それが本当なら、これは由々しきことだ。
 ボン・カレー、一度は食べて見ようかな?

 松山さんのファンによるHPはこちら
 

  1. 2008/02/16(土) 06:13:44|
  2. 松山容子
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旧正月の歌

 アニタ(梅艶芳)が歌う旧正月の歌はほかにもあった。これがそれ。TVBは膨大にあるクリップを小出しにしている。それも、TVBのケーブルに加入していないと見られないチャンネルで放送している。商売上手というか、放送されないよりもマシと思うべきか。細切れにしないでドーンと放送してくれないものかなぁ。と言うものの、私は誰かがネット上にアップしてくれるのを待つか、ダビングのコピーをしてもらうか、「他人頼み」でしかないのだが。
  1. 2008/02/11(月) 13:36:09|
  2. 梅艶芳
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あぁ、夢が遠のく…

 ここ数日、どうも落ち込みがちだと思ったら、原因は台湾の出版社からのメールだった。出版社は私が英語で書いた本の中国語版を出して、ブリジット・リン(林青霞)にクレームをつけられたりはしないかと恐れていた。それなら、何故、私から本の権利を買ったのか理解に苦しむ。私が書いたことに忠実な中国語版ならは問題はない、本の中に出版について彼女とのやり取りを書いたように、あらかじめ原稿のチェックするという約束があり、それをクリアしているのだから、と返事を書いた。それでも、出版社は確証をほしがった。それならは。台湾にいる彼女の親友に聞いて見ればいいではないか。それは誰か?本を読めばわかるはずなのに、私に聞いてきた。結局は私が連絡先を教えた。その結果、昨年の秋からブリジットは私の本の中国語に訳したテキストをチェックしている。年末までにおえる、と言う約束は守られず、いつ終わるのか分からない。私が待たされたのは、テキストが英語だったからだ。が、今回は中国語のテキストなのに。一体いつまでかかるのだろうか。出版者が、ブリジットの許可が出るまでは本を出さないと約束していたとしたら、本はいつまでたっても出ない可能性がある。
 つらつら考えてみるに、もう10年近くも前にしたインタビューを今読めば、当然、同じ答えにはならないところも出てくる。インタビューとはそういうものだ。それを、いちいちチェックしているのだろうか?
 その上、ブリジットに表紙の撮影をさせてほしいと頼んでいる、と知らされて、もっと、絶望的になった。出版社はかつて彼女を撮影したことがあるカメラマンと連絡が取れて、セレクションが色々できるようになっているにもかかわらず、そういう申し込みをしたという。もし、ブリジットが、こんなに煩わされるのなら嫌だ、となったらどうなるのだろう。ますます、中国語版の出版は難しくなる。出版社は何とかしてブリジットの協力を得たいに違いない。そうすれば、プロモーションになり、本が売れるだろうから。しかし、あまり欲を出すと、墓穴を掘る可能性がある。

 私はどんな形でもいいから、私の本の中国版が出版されればいい、と願っている。多くは望んでいない。果たしてそれはいつの日か???

追記: いつも利用するあのサイトで林青霞を調べて見たら、なんとご主人が1月の末にESPRITを売却したらしい。今年は年男だから、何か記するところがあるのだろうか?それとも、リタイアしてのんびり暮らすのか? 
  1. 2008/02/11(月) 13:30:53|
  2. 林青霞
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DVDのファイル保存

 今日の朝日新聞にDVDの寿命についての記事があった。ディスクの寿命は永遠といわれていたが、確かに、自家製のDVDはちょっとしたことでファイルが壊れやすい。困るのは、ちゃんと保存したつもりなのに、再生してみるとできなくなっているものがあることだ。バックアップの重要性は知っているが、バックアップのバックアップが必要になる。が、これも、安全なわけではなく、この世に永遠なるものはないということになる。では、ハードディスクに保存しておけばよいのだろうかというと、これも機械であるから、100%安全とはいえないらしい。(しかも、貴重なディクスを多数保存して、それが開かないとなったら、ショックは計り知れない)
 となると、定期的にせっせとディスクのバックアップを作るしかない。なんか、気が遠くなってくる。
  1. 2008/02/10(日) 05:44:43|
  2. 日常
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朝までおしゃべり

 先日、友人のYさんに宅にお呼ばれして、朝の5時まで話し込んでしまった。普段は夕食後にスクリーナー(自宅での試写)用に送られてきたDVDを見たりして、午前2時か3時にはお開きになるのだが、この日は途中からSAG(アメリカ俳優組合)に所属しているJさんも加わったから話がいつもより弾んでしまった。
 話したことのおよそ三分の一は先日亡くなったヒース・レジャーのことだった。彼らは一様にヒースの突然の死を悼み、その喪失感を吐露した。死因が何であれ、これは事故死に違いないこと。若くして有名になるとエンターテイメント界で生きていくのはプレッシャーが重く、誘惑が多いだろうこと。それは我々のの想像以上だろうこと。残された彼の家族の悲しみよりも、昨年9月に別れたフィアンセのミシェル・ウイリアムズと彼らの間に生まれた娘マチルダのことを思うと心が張り裂けそうになること。おそらく、ミシェルはヒースが抱えていたトラブルから立ち直ってほしいと願って、心を鬼にして彼と別れたのではなかろうか。「中毒」というのは理屈では分かっていてもそこから抜けだすことは容易ではないこと、などを話し合った。
 さらに、70年後半から80年の初めにかけて、ハリウッドのパーティでは「白い粉」が山盛りになってテーブルの上におかれていたし、それが何か分からずにYさんもPさんも捨ててしまってひんしゅくを買ったことなどにも話が及んだ。
 私は彼らを見ていて少し羨ましかった。2003年、あのときは私のまわりにその喪失感や無常感を話せる人がいなくて、もっとつらかったから。

 ところで、Jさんはチャン・チェン(張震)とはお友だちだと聞いて驚いた。日本が大好きな彼は、よく一人で日本の温泉宿なんかに行くそうで、今や日本語がペラペラになっているそうだ。
  1. 2008/02/10(日) 05:41:03|
  2. 日常
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ブリジット・リンの本の中国版

 台湾の出版社から連絡があった。どうやら私が書いたブリジット・リン(林青霞)の本の中国語版の出版にさいして、ブリジットがチェックしていて昨年末に終えるという約束がまだ半分しか終わっていない、という。何となく悪い予感。私のときもそういう感じで、結局3年以上も待たされた。大体、過去のインタビューを読み直せば、色々と直したいところが出てくるのが当たり前だ。それを一々チェックしているのかどうか知らないが、どういう結果になるのか興味津々。私としては、もう、どんなふうに変えられても出版さえしてくれればいいと思うしかない。それがいつになるのか予測がつかなくなってきた。

 ふと、思いついて、ネット販売をしているYESASIAをのぞいてみたら、なんと3(アメリカ)ドルで売っている。ここ。確か50冊くらいを原価すれすれで売ったのが、売れ残っているのだなぁ。私のところにも、本が入ったダンボールがごろごろしている。が、3ドルで売る勇気がない。いっそのこと、残りを捨ててしまえばすっきりするかもしれない。中国語版が出版されると付加価値がつくかも…。
  1. 2008/02/07(木) 06:54:13|
  2. 林青霞
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恭喜發財!

 A Happy Chinese New Year!

 旧正月の歌、というものがあることを知らなかった。レスリー(張國榮)の追悼番組で彼がアニタ(梅艶芳)とデュエットしていた曲が、それだったとは。「歓楽年年」という歌だ。ここで見られる。日本にもお正月の歌ってあったような気がするが、全然思い出せない。

 その国の人には言わなくてもわかることが、外国人だと全くわからないことが良くある。確か93年のTVBバラエティ番組「翡翠群星慶吉祥」の司会をアニタがしたとき、ラストでイントロを聞いただけでその歌をうたうというゲームがあり、彼女は問題なく歌った。私には曲名がわからず何かインドのメロディみたい、と思っていたら、香港のファンにサム・ホイ(許冠傑)の歌だよと教えられた。そうか、私はサムの歌はほとんど知らないからなぁ。

 ただ、香港のアニタ・ファンにとってアニタがコンサートで「痴痴愛一次」を歌うと非常に受けるのはどうしてなのか、わからない。あまりライブで歌わなかった歌だから、とは言われたのだが、そういう歌は良くあるから、どうしてこの歌だけがどっと涌くのかなぁ。確かに、87-88年のコンサートで歌っているのだが、LD/ビデオではカットされていたけど。それに記憶に間違いがなければ、94年の「感激歌迷演唱會」でも歌っていたはずだ。これも、TVBの放送ではカットされていたが。ウーン、だからかなぁ。
  1. 2008/02/06(水) 11:00:17|
  2. 梅艶芳
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ちょっと贅沢

 アニタ(梅艶芳)のコンサートを大陸の某サイトからダウンロードして、それをバックグラウンド・ミュージックとしてかけていた。何と贅沢なことだろう。この87-88年演唱會のファイルは楽日のもので、市販されているLD(たったの90分しかない)よりずっと長い。が、完全版ではない。本来なら3時間半近くあったはずのものが、2時間半くらいしかないからだ。途中がごっそり抜けている上に、ラストのアンコール部分が尻切れトンボになっている。おまけに、ファイルは画像が悪くシンクロしていない部分もあるので、プレイヤーにかけていたものの画像を注視せずに音だけを聞いていたのだ。
 このコンサートは28回行われて、当時の記録を作った。楽日だからゲストが多かった。まず正式ゲストのサム・ホイ(許冠傑)と「IQ博士」を軽くデュエットしてあとはサムに舞台を譲る。彼はギターをかかえて話しながら、ワンコーラスくらいずつだが数曲歌った。エリック・ツァン(曾志偉)とアルバート・チャン(陳友)が現れて場内を沸かし、さらに、コンサートの終わりの方でコンサートを見に来たゲストたちを舞台に上げて「朋友」を歌い、アラン・タム(譚詠麟)と「幻影」をデュエットした。
 コンサート自体はその当時の典型的な、つまり衣装を何度か変えて歌って踊る四面コンサートだが、アニタは絶好調というか、どの歌も見事に歌いきっている。あぁ、本当にこの人は歌がうまい!音程がぶれない。声にも伸びがある。惚れ惚れしながら聞いていた。いつか完全版を見てみたい。
  1. 2008/02/02(土) 17:04:07|
  2. 梅艶芳
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fanfunfuan

Author:fanfunfuan
 かつては、「スクリーン」や「ロードショー」などにハリウッド映画の記事を書いていたライター。あるときは[AT],あるときは[ブリジット・ファン]、あるときは[アニタ・ムイ・ファン]と、・・・つい、その場の思いつきでHNが増えてしまったが、これからはfanfunfuan。仁侠映画、林青霞、ジュリー・アンドリュース、山口百恵さんたちは私の「ファン殿堂入り」した人たち。現在は、亡き梅艶芳(アニタ・ムイ)さんに夢中。因みに、写真はアニタです。
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