アカデミー賞に感動しなくなって久しい。
十年以上前に、私はあのレッド・カーペットでインタビューしたこともあるのが、あの頃は、エッ?という番狂合せも愛嬌という感じだった。15cmはあろうかという厚さのスクリプトを見ただけでも感動したし、コントロール・ルームから聞こえてくるディレクターの指示(彼は20台くらいのカメラに指示を出す)や秒読みを繰り返すタイムキーパーの声にも感動していた。ライブの緊張感がひしひしと伝わってきたものだ。といっても、これらは番組の裏方にまわらなければわからない話だが。
昨年も今年も、これはないよ、という作品が受賞した部門が多すぎる。今年の一番の番狂合せは助演男優賞だった。エディ・マーフィーはSAG(スクリーン・アクターズ・ギルド/映画俳優組合)での助演男優賞は受賞したが、全員が投票するアカデミーでは、会員の中に彼を嫌う人が多いのだろう、アラン・アーキンが受賞した。発表後、エディは帰ってしまった。これも、会員から好かれない要因のひとつに違いない。
アカデミー賞は業界人たちによる人気投票に近いものがある。それに加えて、最近は
社会にヘンに迎合しようとするヘンに公平さをアピールして根底にある「偏見」を隠そうとする傾向がある。だから、つまらなくなってしまたのだなぁ。
個人的には、ジョージ・クルーニーの、どうしちゃったの?と言いたいくらいのハンサムぶりがよかった。
- 2007/03/01(木) 17:31:20|
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