斉藤明美著の「高峰秀子の捨てられない荷物」をこの一月に日本で買ってきてから、かれこれ10回くらい繰り返して読んでいる。私は残念ながら女優の高峰秀子サンに興味がない。彼女の映画は数えるほどしか見ておらず、しかも彼女の出演作を好きになれない。もっとも、今の私が見たら、その印象が変わるかもしれないが。
だけれども、個人としての高峰秀子サンに興味がわいてきた。彼女が書いた本を読んでみたたくてウズウズしている。彼女の生きてきた過程を知ったとき「事実は小説よりも奇なり」という言葉が頭に浮かんだ。こういうことが小説や映画ではなくて、実際にあったんだ。
入りたくて入ったわけでもない映画界で、好きになれなかった女優業を生活のために続け、行きたかった学校にいけず、勉強する時間も与えられず、稼いだお金は湯水のごとく使われ、肉親の愛をほとんど知らず、鬼のような養母と50年間も付き合い、友達は一人もいない人間不信の高峰サン。その高峰サンは自分の意志力で現在の平安を得た・・・そうだ。凄い!
- 2007/03/16(金) 05:54:53|
- 日常
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| コメント:2
どもども。デコちゃんこと高峰秀子さんの著書、ぜひお読みください。まずは「わたしの渡世日記」かな。文庫にもなってるし。
その伝法な?オトコマエのズバズバな語り口に惚れます。学校に行ってない、お連れ合いの松山善三氏が呆れるほどモノを知らない、と書かれていますがどうしてどうして。映画の現場で磨いたらしき直感力、勘の鋭さに感服します。大学の大講義室で受け身で学ぶ虚学よりも、実学こそ人を磨くのかもしれません。
ちなみに、デコちゃんととても似た人生行路を歩んだのが、香港の大女優にして難聴と闘いつつ、恵まれない子どもたちの福祉に人生を賭けているジョセフィーヌ・シャオ蕭芳芳さんです。
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- 2007/03/17(土) 23:46:24 |
- nancix #fpwaLjMk
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