ムゲン・スペース・メモランダム

一度ファンになると、一生付き合っていくのが私のファン流儀。言い換えれば、そういう人しかファンにならない。私の世界はムゲン・スペース。夢中になれるって、しあわせ。

これはどういうことなのだろう・・・

 いろんな国のいろんな音楽を聴いていると、メロディの一節がどこかで聞いたことあるなぁ、と思うことがある。曲調が似てしまうことはありうる。それならいいのだが、カバー曲だろう、と思っていると意外にもちゃんと中国名の作曲者がいるときがある。アレー???


 台湾で活躍する童安格(アンガス・トン)が作曲した「明天[イ尓]是否依然愛我」は梅艶芳(アニタ・ムイ)も90年前後の音楽番組でアンガスや譚麟倫(アラン・タム)とデュエットしていた。このキメ・フレーズはWill You Still Love Me Tomorrow?で歌のタイトルの英語訳でもある。私はこれを聞いたときに、このキメ・フレーズがいやに心に残り、絶対にカバー曲なのだと思った。そのときはアンガスが作曲者としてクレジットされているとは知らなかったのだ。後日、「COLD CASE」というCBSTVのドラマを見ていたら、このフレーズを含む歌が背景に流れた。キメ・フレーズとメロディは全く「明天[イ尓]是否依然愛我」と同じだが、それ以外のメロディは違っていた。これはどういう意味なのだろう?
 こういう時、コンピュータの検索機能は有り難い。ちょっと、試しに調べてみると、やはり、キメ・フレーズのWill You (Still) Love Me Tomorrow?をタイトルにした曲があった。キャロル・キングの作曲で、60年にSHIRELLES(シレルズ)というグループが歌ってヒットし、多くのアーティストがカバーしている。wikipediaにはズラリとそのリストがある。さらに、通称ヨウツベといわれるところでその歌をダブル・チェックすると、アンガスが作曲したという「明天[イ尓]是否依然愛我」のキメ・フレーズは全くC・キングが作曲したメロディと同じだった。偶然に似てしまったにしてはあまりにもソックリだ。
 アンガスの場合、キメ・フレーズだけだが、張國榮(レスリー・チャン)が歌った「我願意」は曲の半分が山口百恵歌う「歌い継がれてゆく歌のように」(作曲:宇崎竜童)と同じだ。それなのに、作曲者が梁小田(マイケル・ライ)!これにはホンとに驚いた。彼の曲にはアニタが歌っている曲の中にも怪しい曲がある。そういう歌はいかにアニタの歌でも聴きたくない。
 こういうことは、例えば、韓国でヒットした歌が日本の演歌のメロディと似ている…ということがありうるということだろうか。
  1. 2007/03/22(木) 14:56:35|
  2. 梅艶芳
  3. | コメント:4
<<香港ミュージック・フェア | ホーム | 「甜甜廿四味」 その2>>

コメント

>キメ・フレーズとメロディは全く「明天[イ尓]是否依然愛我」と同じだが、それ以外のメロディは違っていた。これはどういう意味なのだろう?

「明天你是否依然愛我」は、"Will You Still Love Me Tomorrow"が歌のテーマになっているから、いわば「引用」なのでしょう。
だって、歌詞が、"午後真夜中のラジオから流れてくる曲は私とあなたのよく知った曲" という感じで始まります。そのラジオから流れてくる曲が、"Will You Still Love Me Tomorrow"なので、そのサビの部分は同じなのではないですか。
  1. URL |
  2. 2007/03/24(土) 09:40:42 |
  3. いく #sVz42KsA
  4. [ 編集]

いくさん、ご説明ありがとうございます。これで、謎が解けました。つまり、山口百恵の「イミテーション・ゴールド」での「勝手にしやがれ」と同じですね。
  1. URL |
  2. 2007/03/24(土) 19:30:35 |
  3. fanfunfuan #-
  4. [ 編集]

>「イミテーション・ゴールド」
「勝手にしやがれ」って沢田研二の?これは私が幼稚園のころ、生涯で初めて自分で買った(お年玉で)シングルレコードだわ。(そのとき一緒に買ったのが、ピンクレディーの)
でも、「勝手にしやがれ」が出てくるのは、もしかして「プレイバックPartII」?

>午後のラジオから
自己訂正コメント、"午後のラジオ"ではなくて、"真夜中のラジオ"です。
  1. URL |
  2. 2007/03/25(日) 10:46:59 |
  3. いく #sVz42KsA
  4. [ 編集]

あ、間違った。おっしゃる通り「プレイバック partII」です。このごろ、ドジが多いなぁ。

「明天[イ尓]是否依然愛我」は賢い歌の作り方ですね。Will You Still Love Me Tomorrow?よりもずっと親しみがあります。 演歌っぽいメロディ・ラインだからか、アニタが好んで歌ったからか、といえば、当然、アニタが歌っていたから、です。これは、今やStand By Me
といえばB・E・キングのオリジナルではなくて、アニタのアレンジが違うStand By Meだと思うのと同じです。
  1. URL |
  2. 2007/03/25(日) 15:45:54 |
  3. fanfunfuan #-
  4. [ 編集]

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Author:fanfunfuan
 かつては、「スクリーン」や「ロードショー」などにハリウッド映画の記事を書いていたライター。あるときは[AT],あるときは[ブリジット・ファン]、あるときは[アニタ・ムイ・ファン]と、・・・つい、その場の思いつきでHNが増えてしまったが、これからはfanfunfuan。仁侠映画、林青霞、ジュリー・アンドリュース、山口百恵さんたちは私の「ファン殿堂入り」した人たち。現在は、亡き梅艶芳(アニタ・ムイ)さんに夢中。因みに、写真はアニタです。
管理人へのメールは私のHPこちらから。

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