ムゲン・スペース・メモランダム

一度ファンになると、一生付き合っていくのが私のファン流儀。言い換えれば、そういう人しかファンにならない。私の世界はムゲン・スペース。夢中になれるって、しあわせ。

金像奨の思い出

 忠実な梅艶芳(アニタ・ムイ)ファンになる前、初めて行った香港でアニタのコロシアムでのコンサートへ行った。「一個美麗的回響演唱會」と銘打たれてコンサートは、アニタがコンサートからの一時引退から復帰したものだった。
 初めてアニタに接近できたのは97年4月14日の金像奨の祝賀パーティの会場だった。スターたちがそろそろ帰りだしたころ、あ、あそこの人だかりはアニタだ、とばかり近づいて、みんなに習ってサインを貰ったのだった。このとき「私はロサンゼルスから来ているのですが、あなたはマドンナよりもすばらしい。世界一のエンターテイナーの一人です」と英語で話しかけたら、アニタの大きな目がさらに大きくなって「ホント?」と聞いた。ツー・ショットの写真もこのときお願いした。
 その後、彼女はテレビのインタビューに答えたりして忙しく、私も一緒に行ったアメリカ人の友人とともに任達華(サイモン・ヤム)にインタビューの申し込みをしたり、イギリス人でアクションのスタントマンをしているマイク(ファーストネームしか覚えていない)の話を聞いたりして時間が過ぎていった。会場にほとんどの人がいなくなったころ、マイクが曽志偉(エリック・ツァン)の誕生パーティへ行こう、と誘ってくれた。「KISS II」というバーに入るとついさっき見たスターがごろごろ。奥の個室には更に大物スターたちがすわってタバコの煙がもうもうとする中、お酒を飲んでいる。アニタもいた。ダンス・フロアではエリックがレポーターの女性を捕まえてダンスを誘っているのか、お祝いのキスを強いているのか…ともかく嫌がる女性を捕まえて何か言っていた。それをまた、レポーターたちが囲んで写真を撮っている。人事ながら、かわいそう、と思った。私たちは2時すぎまでいてさっさと帰ってしまった。

 この話を今回、何人か集まったアニタ・ファンにすると、「あ、それは私」とファンの一人が言った。エッ、あれはレポーターじゃなかったの?彼女はプライベート・パーティにうまくもぐりこんだのはいいが、エリックに見つかってしまったのだそうだ。なんだ、そうだったのか。エリックはアニタを追いかけてプライベート・パーティにまで潜入してきた彼女をおちょくっていたというのが真相だった。
  1. 2007/04/16(月) 15:48:21|
  2. 梅艶芳
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 かつては、「スクリーン」や「ロードショー」などにハリウッド映画の記事を書いていたライター。あるときは[AT],あるときは[ブリジット・ファン]、あるときは[アニタ・ムイ・ファン]と、・・・つい、その場の思いつきでHNが増えてしまったが、これからはfanfunfuan。仁侠映画、林青霞、ジュリー・アンドリュース、山口百恵さんたちは私の「ファン殿堂入り」した人たち。現在は、亡き梅艶芳(アニタ・ムイ)さんに夢中。因みに、写真はアニタです。
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