ロスアンジェルスに住み出した頃は、行き来する知り合いも友達もいなくて、休日は嫌いだった。とくに、家族が集まって楽しそうにしている休日が大嫌いだった。
来週の木曜日(22日)は感謝祭の休日だ。この日(とクリスマス)はいつもは離れて暮らしている家族や親戚はもちろんのこと、友人たちもが集まって、ロースト・ターキーやご馳走を食べるという習慣がアメリカにある。この日はショッピング・センターも閉まるし、レストランもごく一部を除いてお店を空けないし、24時間営業のスーパーマーケットも6時ごろで営業を停止してしまう。もともとは、イギリスから移民してきたフロンティアたちが、秋の実りを収穫した後、何くれとなく協力してくれた原住民(アメリカン・インディアン)を招いて感謝の食事会を開いた、というのが始まりだそうだ。
学校へ通っている頃は英語の先生が自宅に招いてくれたし、そのあとは仕事関係の知り合いや友人たちの家によばれた。だが、フリーになって、段々、感謝祭が近づくのに従って誰からも招待を受けなかったりすると、あまり良い気がしない。単に、周りがもうどこかによばれているのだろうと声をかけなかっただけ、だったりするのだが、だからといって、こちらの方から「よんでくれない?」というような謎賭けをしたりするのも嫌だ。それで、いっそのことその日はラスベガスへでも行ってしまおう、となったこともある。
それが、今では、何処にも行かなくても平気になった。どうも、この日は一人で過ごすものではないらしく、感謝祭の翌日に行った郵便局で、「昨日は楽しかった?」と聞かれて「別に。ひとりでテレビを見ていただけ」と答えたら、「それはかわいそう。来年はうちによんであげる」といわれた。全然、見ず知らずの人に同情されるほどのことなのかなぁ。今年も、一人ですごすことになりそうだ。
- 2007/11/18(日) 09:42:28|
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