ムゲン・スペース・メモランダム

一度ファンになると、一生付き合っていくのが私のファン流儀。言い換えれば、そういう人しかファンにならない。私の世界はムゲン・スペース。夢中になれるって、しあわせ。

時計

 一時期、SWATCHに凝っていたことがある。文字盤のないものやスケルトンが好きだったし、単価が安いから、新製品が出るとついつい買ってしまうのだった。スウォッチ・マフィアが横行して過去に発売された時計に高値がついた頃だ。世界限定33333個発売なんていうと、並んで買ったこともある。かれこれ100個は持っていると思う。安いから、気に入って使っているうちに動かなくなってしまうのが残念だった。
 
 だから、私はアニタ(梅艶芳)の腕時計が気になる。もちろん、すべて、高級ブランドのものでとても私には買えないが、そのとき、そのときでアニタがどんな時計をつけているのかチェックする。ファンが贈ったハロー・キティをつけているときもあって、あぁ、アニタはファン想いだ、と思う。実際、マフラーやスカーフなどファンから貰ったものをアニタはなるべく使うようにしていた。

 バースデーに限らず、アニタへのプレゼントに頭を悩ませた人は多いと思う。彼女は何でも持っているだろうし、ほしいものは手に入れるのが簡単だっただろうから。でも、プレゼントをあげてこちらの気持ちを伝えたい、それを貰ったときの彼女の一瞬の笑顔を見たいがために、何が良いかと考えるのだ。
 
 去る10月7日に司会や作詞をするマルチ・タレントのワイマン(黄偉文)がアップル・デイリーに寄稿していたエッセイはまさにそのことを書いていた。しかも、彼らが送った最後のプレゼントの時計のことが。中国語のフォーラムにこの記事が紹介されたときは、ベッカムがしていた時計とプレゼントしたんだな、くらいしかわからなかった。それが、英語訳されているのを読んでもっと意味が深いことを知った。彼は「もし、笑顔をみたいがために、一人十万ドル以上のプレゼントをする人がいたならば、その人はみんなに幸せをもたらす人で、そのためにお金を使うことや労力を惜しいとは思わない人だ」と書いている。感動的な文章だ。結果だけを言えば、ワイマンたち何人かがお金を出し合い、いろいろなツテを頼ってやっとベッカムがしていた時計を手にいいれてアニタの誕生日にプレゼントしたこと、それが使われることがないとわかっていても一瞬の笑顔を見れたたけでよかった、と思ったこと、そしてとうとう一度もアニタはそれを身に着けなかった、ということだ。

 もし、アニタが生きていて今年の誕生日を迎えたとしたら、プレゼントの中に背番号23のLAギャラクシー(アメリカのプロ・サッカー・チームでベッカムが所属している)のユニフォームがはいっているに違いない。みんな忘れてはいないのだ、と結ばれている。

 ワイマンの書いた記事を全部読みたいかたは、こちら
  1. 2007/12/07(金) 06:23:53|
  2. 梅艶芳
  3. | コメント:0
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Author:fanfunfuan
 かつては、「スクリーン」や「ロードショー」などにハリウッド映画の記事を書いていたライター。あるときは[AT],あるときは[ブリジット・ファン]、あるときは[アニタ・ムイ・ファン]と、・・・つい、その場の思いつきでHNが増えてしまったが、これからはfanfunfuan。仁侠映画、林青霞、ジュリー・アンドリュース、山口百恵さんたちは私の「ファン殿堂入り」した人たち。現在は、亡き梅艶芳(アニタ・ムイ)さんに夢中。因みに、写真はアニタです。
管理人へのメールは私のHPこちらから。

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