ムゲン・スペース・メモランダム

一度ファンになると、一生付き合っていくのが私のファン流儀。言い換えれば、そういう人しかファンにならない。私の世界はムゲン・スペース。夢中になれるって、しあわせ。

ジョディ・フォスター

 ここ2,3日、ジョディ・フォスターのカミング・アウトのことが話題になっている。偉そうなことを言うと、彼女がゲイだというのはずっと昔から知っていた。私がよくインタビューの仕事をしていた80年代の終わりから90年代にかけて、どういうわけか映画会社のパブリシスト(広報係)にゲイが多かった。そのせいでだったか経緯は定かではないが、彼女がゲイだと教えられた。あぁ、そうなのか、と思っただけだった。私のまわりにはゲイが普通にいたからだし、私が住んでいるウェスト・ハリウッドは「ゲイの町」として知られている。アパートの住人にもゲイのカップルがいる。男同士でも女同士でも、全然こだわりがない。
 ジョディは今まで、一度も自分のセクシャリティについて話したことがなかった。ものすごく頭の良い人で、彼女の話す言葉にはそれまで聞いたこともない難しい単語が良く入っていた。この人の通訳は大変だろうなぁと思った。一度、戸田さんに聞いたことがあって「ジョディの通訳は頭が痛くなるときがあるわ」と言われた。戸田さんのようなベテランでもそうなのかぁ、と納得した覚えがある。

 先日、映画のプレスキットを整理していて、『フック』が出てきた。あぁ、この映画のインタビューのとき、私はなんとダスティン・ホフマンにナンパされたんだっけ、と思い出した。彼には「ダンス好き?今夜、ボクと踊らない?」と言われたのだ。私は耳を疑って「エッ、今なんていったの?」ととぼけたら、「聞こえたはずだよ」だって。そこに彼のパブリシストが来たので、彼は「気にしなくていいよ」と言って立ち去ったのだ。そのことを友だちに話すと、「へぇー、ちょっとあなたとダスティンって想像できない」と言われた。が、「ナンパといえば、○○さんはジョン・マルコビッチからじきじきにデートのお誘い電話がかかってきたんですって」とも話してくれた。ダスティンがどういうつもりだったのか知らないが、そういうことがある、ということは友だちも認めていた。最近、この話をムシ返したら、その友だちは「ウーン、ダンスはダンスでも、彼の目的はベッドの上のダンスだったみたいね」と言われた。あれ、私は初めっからそういう意味だと思っていたんだけど・・・。

 『ブラック・レイン』のときはマイケル・ダグラスにインタビューしていて、何かの拍子に「ケン・タカクラにインタビューしたか?」と聞かれ、「彼がこのホテルにいるのは知っているが、日本で記者会見があるから、ここ(LA)では日本人のインタビューはしない、とパブリシストに言われた」と答えた。すると、その夜、パブリシストから電話がかかってきて、「明日、ケン・タカクラとインタビューできるよ」と言われた。健さんにこのことを聞くと「マイケルが日本人のジャーナリストで映画に詳しい人がいるから、是非、インタビューを受けるべきだといわれたんですよ」と言うことだった。へぇー、マイケルっていい人じゃん、と思った。

 インタビューのときのエピソードって結構面白いものがあって、しばし、その話で友だちと盛り上がった。そこで出た結論は、スターも人の子、だった。



  1. 2007/12/15(土) 17:26:17|
  2. むかし話
  3. | コメント:0
<<ヨウツベ からのクリップ | ホーム | 時計>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

fanfunfuan

Author:fanfunfuan
 かつては、「スクリーン」や「ロードショー」などにハリウッド映画の記事を書いていたライター。あるときは[AT],あるときは[ブリジット・ファン]、あるときは[アニタ・ムイ・ファン]と、・・・つい、その場の思いつきでHNが増えてしまったが、これからはfanfunfuan。仁侠映画、林青霞、ジュリー・アンドリュース、山口百恵さんたちは私の「ファン殿堂入り」した人たち。現在は、亡き梅艶芳(アニタ・ムイ)さんに夢中。因みに、写真はアニタです。
管理人へのメールは私のHPこちらから。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ