ムゲン・スペース・メモランダム

一度ファンになると、一生付き合っていくのが私のファン流儀。言い換えれば、そういう人しかファンにならない。私の世界はムゲン・スペース。夢中になれるって、しあわせ。

香港レポート(3月18日〜4月6日) その4

 4月4日、くもり。レスリー・チャン(張國榮)の展示をしているレッド・ミッションに私が書いて自費出版した本を寄付してきた。友人宅に何冊か預かってもらっていたから。私の家には何個も箱が転がっている・・・。ちょっと、パッキングをしてみた。それほど買い物はしていないが重さが問題だな。夜は友人と食事。明日、アニタ(梅艶芳)・ファンに話を聞く予定なので、その準備のために友人にANITA WITHの一部を口頭で簡単に訳してもらう。さらに、どうしても会いたいと言う人から電話が来たので10時ごろから一時間くらい会って話をした。
 5日、はれ。摂氏26度くらいまでに気温が上がった。ようやく、いつもの香港らしくなった。しかし、私には湿気があるので暑い。アニタ・ファンとのインタビューは2時からの約束だったが、始まったのは3時過ぎで、すぐにモンコック(旺角)へ移動することになって、4時半頃からようやく腰を落ち着けて話を聞けた。英語の通訳をしてくれた人はアニタが亡くなってからのファンという大学生で、しばしば、ファンが話すアニタのエピソードに聞き入ってしまう。無理もないよなぁ。日本から、アニタ・ファンが到着したという電話をもらったが、今日はあえそうにない。話を聞いている場所に、知り合いのアニタ・ファンが集まってきて、なし崩し気味に夕食。誰のファンでも、ファンクラブがあろうとなかろうと、10人くらいのグループが出来上がって、お互いに顔見知りではあってもファン同士の深い交流はない、というのは普通なのだろう。今日、話を聞いた人も自分たちのグループがあって、撮影のロケ現場訪問(「探班」という)などは独自のコネで情報を得て行っていたそうだ。アニタのファンはファンクラブ主催のバースデー・パーティの映像を見る限り、「ためぐち」を聞いているという印象が強いが、「ファンはみんなアニタを怖がっていた」という。アニタの前では顔を伏せて、直視すらできなかった…とか。アニタはファンに対して厳しく諭すからだそうだ。それでも、みんな、アニタに会いたくて空港へ出向いて送迎していた。単に「ハ〜イ、アニタ」「バイバイ、アニタ」というために。アニタと口を利くときは、いつも、ドキドキしていた、というのだから驚いた。いや、ファンならばそういうものなのかもしれない。今はスレてしまった私にもそういう時期があったもの。
 6日、はれ。昨日よりも暑かった。どういうわけか、7時に目が開いてしまい、起きた。昨日は、午前中の早い時間にポーリン寺へ行くという友人に、行けないかも…、と言ってしまったが、やはり、アニタの霊位へのお参りだから何かが働いてちゃんと起きれた。予定よりも待ち合わせ場所に早く着いて、近くの公園で休んでいたくらいだ。お天気もよくて、あまり、混まないうちにお参りができた。いつも、あの二百数十階段を上るのはシンドイが、実は、降りるほうが上るときよりも危険だ。時々、スッーと前のめりに倒れそうな気がする。子供の頃、よく階段から転げ落ちていた名残かな?ポーリン寺で軽くお昼を食べて、一度、部屋へ戻った。私は宿のおじさんに秤を貸してもらって、パックした荷物を計ってみた。大きいほうが23キロ。これならお目こぼししてもらえそう。着替えて、定例の秘密会合へ。アニタ・ファンとも今日でしばしお別れなので、夜11時頃まで居座る。つくづく、広東語が話せないのはネックだと思う。香港に10年以上も通っているのに、アンタはまだ話せないのか…、と言われる。これでも、少しは聞き取れるようになったのだ。今度はいつ来るのか?と聞かれても、即答はできない。その前に「お引越し」があるし、日本へ住み着いたら、それなりに「自由」がなくなるかもしれないから。アニタとの縁が深かければ、10月と12月は、あるいはどちらか一方は、行けるかもしれない。
 7日、はれ、東京は雨、札幌はくもり。8時のエアポート・バスで空港へ行き、成田からバスで羽田移動。車中から、お花見。羽田から千歳に飛んで、バスとタクシーを乗り継いで自宅に到着したのが9時過ぎだった。結局、風邪は治らず、咳が残り、声もまだかすれている。映画祭では思うように作品を見られなかったが、アニタ関係ではまぁまぁの成果だった。
  1. 2008/04/14(月) 17:25:11|
  2. 日常
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 かつては、「スクリーン」や「ロードショー」などにハリウッド映画の記事を書いていたライター。あるときは[AT],あるときは[ブリジット・ファン]、あるときは[アニタ・ムイ・ファン]と、・・・つい、その場の思いつきでHNが増えてしまったが、これからはfanfunfuan。仁侠映画、林青霞、ジュリー・アンドリュース、山口百恵さんたちは私の「ファン殿堂入り」した人たち。現在は、亡き梅艶芳(アニタ・ムイ)さんに夢中。因みに、写真はアニタです。
管理人へのメールは私のHPこちらから。

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