ムゲン・スペース・メモランダム

一度ファンになると、一生付き合っていくのが私のファン流儀。言い換えれば、そういう人しかファンにならない。私の世界はムゲン・スペース。夢中になれるって、しあわせ。

百恵ちゃん、デビュー35周年おめでとう

 このところ、毎夜、「ようつべ」で歌謡曲を見ていた。私は演歌というよりも歌謡曲という呼び方の方が好きだ。ちあきなおみと美空ひばりの歌のうまさに感動して色々と見てしまった。持ち歌ではない他人の歌の方が聞き応えがある。沢田研二は今年還暦かぁ。「紅白歌合戦」の衣装合戦もあるし、ものすごい古いビデオもアップされている。当時は当然なことだったが、みんな、歌詞がしっかり聞き取れることに感激した。一度見だすと、止まらない、止められない。せっせとDLしてしまった。

 日本時間の今日、35年前の5月21日は百恵ちゃんが「としごろ」でデビューした日だ。デビュー当時の彼女はほとんど記憶にない。彼女の歌に注目したのは「ささやかな欲望」を聞いたときだった。急に、歌が上手くなった、と思った。それ以後は、私がロサンゼルスに来る80年まで、映画、テレビ、ステージ(あの頃コンサートとは言わなかった)…とできるだけ見るようにした。百恵ちゃんのステージは彼女の主義としてアンコールがない。決められたランダウンの中で完全燃焼するから、だとか。私は不満だった。たしか、たった一度だけ、「百恵ちゃん祭り」でカーテンコールをしたと記憶する。「アンコール」の声に応えて、緞帳の影からだったか百恵ちゃんが再び姿を現して観客にお辞儀をしたように思う。いや、あれは私の願望だったか?今でも私は百恵ちゃんの考えは分かるが、「アンコールをしない」ことに納得がいかない。多分、百恵ちゃんはステージを楽しむことがなかったのだろう。だから、すっぱり引退できたのだ。
 ステージは気に入らなかったが、ファンはやめなかった。百恵ちゃんに関して、私は彼女自身よりも彼女の歌が好きだったからだ。もっと言えば、彼女を個人的には好きになれなかった気がする。見るのも聞くのも好きだが、それ以上は踏み込めない壁があった。百恵ちゃんとファンの間にはアイドルとファンという立場の違いが歴然とあった。彼女は堅固なバリアをはりめぐらして、自分の認めた人しかそのドアを開けなかった。そこが、百恵ちゃんの魅力だった気もする。

 ところで、「ようつべ」にこんなクリップがあった。ココ。へぇー、そんなことがあったのか…。
  1. 2008/05/21(水) 16:06:31|
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 かつては、「スクリーン」や「ロードショー」などにハリウッド映画の記事を書いていたライター。あるときは[AT],あるときは[ブリジット・ファン]、あるときは[アニタ・ムイ・ファン]と、・・・つい、その場の思いつきでHNが増えてしまったが、これからはfanfunfuan。仁侠映画、林青霞、ジュリー・アンドリュース、山口百恵さんたちは私の「ファン殿堂入り」した人たち。現在は、亡き梅艶芳(アニタ・ムイ)さんに夢中。因みに、写真はアニタです。
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