まだ、映画祭の続きです。
プレス用の作品しか見られないので、というか、見られるように前売り券の購入をしていないのだが、今のところ、事前に予約した作品は見られた。『父子』も『おばさんのポストモダン生活』も『ドッグ・バイト・ドッグ』も、それほどピンとこなかった。香港系作品(香港の俳優か監督がかかわっている、という意味)には感覚がマヒしているようだ。ひどくつまらない、とは思わなかったが、なんか物足りなかった。 『父子』はダメ親父を徹底的に見せられる割には、元妻や息子のことをあっさりとしか描いていない気がした。だから、最後の最後で、何も感じなかった。『おばさんのポストモダン生活』は誰かが言った「女人五十」という感じの作品。甥の目から見たおばさんの生活かと思ったら、甥は初めと最後に出てくるだけ。しっかりとしていそうで、けっこうだまされやすい「おばさん」のお話、としてみればよいのだろう。チョウ・ユンファは楽しそうに演じていて、そこはとてもよかった。『ドッグ・バイト・ドッグ』は全てが作り話っぽくて、頭で考えたことがそのまま映像化されただけみたいな気がした。ごみ山の臭いとか、秘密を持った刑事の葛藤とか、動物並みの扱いしか受けていない男の心とか、描きたいことはわかるのだが、それが表面的にしか伝わってこなかった。こういう感想は、多分、非常にマイノリティだと思う。
その点でいうと、インド映画の『さよならは言わないで』は意外によかった。初めの10分くらいで。あの人とこの人が恋に落ちるのね…、と予測は簡単についたのだが、そこへ行くつくまでにひねりがあって、面白かった。
- 2006/10/27(金) 13:27:47|
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