ムゲン・スペース・メモランダム

一度ファンになると、一生付き合っていくのが私のファン流儀。言い換えれば、そういう人しかファンにならない。私の世界はムゲン・スペース。夢中になれるって、しあわせ。

007 Casio Royale

 新しいジェームズ・ボンド映画「007 Casino Royale」を試写で見てきた(今日から封切り)。アクション満載で、若返ったボンド。だけど、前半のアクションはジャッキー・チェン映画(どれか忘れたけど)のアクション・シークエンスをパクリというか参考にしたのだろう、と思われる。いまどきの映画人は絶対に香港映画を見ているはず、と断言してしまうが、改めてジャッキー・チェンは偉大な存在だと思う。
 ボンド映画の「お約束」をわざとはずしたりして、「新」を強調したかったようだ。見てソンはないけど、長くて、正直、詳しいストーリーはよく分からなかった。
  1. 2006/11/18(土) 04:26:36|
  2. 映画
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The Departed 

 今夜は試写で「The Depareted」を見てきた。このところ、ワーナー・ブラザーズの作品は、試写があっても公開前日という感じだったから、香港・日本から帰ってきて見るしかないと思っていた。ともかく、これは香港映画ファンならとっくにご存知の「インファナル・アフェア(原題「無間道」)」のハリウッド・リメイク映画だ。レオナルド・デカプリオが梁朝偉(トニー・レオン)の役で、マット・デーモンが劉達華(アンディ・ラウ)の役。だけど、これはジャック・ニコルソン(曾志偉/エリック・ツァンの役)の映画みたいというか、役柄が膨らんでいる。まぁ、そのために、脚本を書き直させたのだけど。当然ながら、素晴らしい演技。アカデミー賞候補になるだろう。
 ストーリーの骨子はオリジナルに沿っているが、陳慧琳(ケリー・チャン)と鄭秀文(サミー・チェン)の役がひとつになっているとか、微妙にオリジナルと違っていてハリウッドっぽくなっている。試写にきていた大部分がオリジナルを見ていないので、ラスト近くの展開で息を呑む人たちが多かった。約2時間半の長さ。アメリカ映画らしくはっきりした結末だった。マーチン・スコセッシ監督作品。私は香港版のほうが面白いと思う。
  1. 2006/09/29(金) 17:05:37|
  2. 映画
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引越し荷物 27

 毎日の日課になっている香港カルチャー・ライターで香港映画の字幕翻訳者でもあるMONICALさんのブログ(http://hkaddict.blog26.fc2.com/)を読みに行ったら、「ウォン・カーワイDVDコレクション」の特典映像について書いてあった。このBOXセットは『いますぐ抱きしめたい』『欲望の翼』『恋する惑星』『天使の涙』のデジタル・リマスター版に『恋する惑星』『天使の涙』の特典映像DVDがついているという。私がほしいのは「現像ラボが捨ててしまった(byウイリアム・チョン張叔平)」と言われていた『恋する惑星』のカットされた映像で、たった7分足らずのものだ。映画の中の林青霞(ブリジット・リン)はサングラスに金髪の鬘をかぶったドラッグ・ディーラーだったが、実は、本来は「ピークを越えた女優」という役で、あのドラッグ・ディーラーの扮装は映画の中のワン・シーンだったのだ。それが、あの扮装を見た監督のウォン・カーワイ(王家衛)がそのインパクトに魅了されて、ストーリーもドラッグ・ディーラー主体にシフトしたのだそうだ。その一部が今回見られるようになったわけだが、そのために15000円も出さねばならない。あ〜あ。

 さらに、友人が運営している活動遊興伝(http://oryu.blog53.fc2.com/)では、『日本侠客伝』 シリーズ11本がBOXセットになって特典映像には高倉健さんと富司純子さんの別々のインタビューがつくという。ぎゃー、これも買わなくてはいけないじゃないの。東映のDVDはふつう特典映像なんかない上に、5000円位してしまうというおぞましいものだが、11本のBOXだと一体いくらになるのだろうか? (2006年6月25日)
  1. 2006/08/03(木) 08:29:37|
  2. 映画
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引越し荷物 11

 東映の任侠映画を通じて知り合いになった友人がブログを始めた。それを読んで、もう何年も見ていなかった映画が懐かしくなった。あんなに入れ込んでいたのに、記憶が全くあいまいになっていることにも驚いた。それで、家にある任侠映画のビデオを何本か見てしまった。ついでに、バックアップも作った。私は任侠映画の「乗り遅れた」ファンだ。ブームがほとんど終わりかけた72年の夏からにわかにファンになったのだった。当時はレンタルビデオなんかなかった時代だから、東京へ一週間くらい行って、名画座をはしごして見まくったものだ。新宿、蒲田、浅草、池袋・・・と任侠映画を上映する映画館はガラが悪いところ(札幌から行くとそう思えた)にあった。やっと、「ぴあ」が出始めたころだったなぁ。地図を片手によくアチコチ行ったものだ。今も昔も、ファンになると一途にそれだけを追ってしまうのは変わらない。
 まず、友人のブログにあった『藤純子引退記念映画 関東緋桜一家』を見た。当時は全く違和感がなかったけれど、今見ると、ものすごくハチャメチャな筋立てだ。純子さん(私は親しみを込めてこう呼ぶ)の引退映画だから、彼女の艶姿、恋物語、立ち回りなんかを入れなくちゃいけないわ、ゲスト出演の健さんや鶴田さん、文太さん(ほとんど出番なし)や若山さんらの見せ場は作らなくちゃいけないわ・・・で、脚本家の笠原和夫さんも大変だったと思う。まぁ、ご祝儀映画だからごちゃごちゃ言うのは野暮だろう。それに、34年前はあれで十分納得できていたのだと思う。今じゃ、香港映画の「なんでもあり」を受け入れられるのだから、どうということはない。
 それにしても日本のビデオは高かった。一本、14500円もするなんて高すぎる(だから、あまり持っていない)。それに、レターボックスじゃないときている。シネマスコープの左右が切れて、声はすれども姿は見せず・・・状態がよくある。DVDにしても5千円!流通やマーケットの違いだろうけれど、ビデオもDVDもアメリカでは25ドルくらいで、もっと安く買えるところがいくらでもある。最近は、日本でも安くなったというが、予告編くらいしか特典がつかないのに3800円でも高い。
 久しぶりに見た任侠映画の中で、みんなすごく若々しくはつらつとしている。懐かしい。見始めると、結構、記憶が戻ってきてせりふも言える。あの頃は、小型のテープレコーダー(といっても、ビデオテープくらいの大きさでずしりと重い)を持っていって劇場内で録音していた。明るいレンズのカメラも買って、スクリーンを写真に撮ったりもした。感度の高いフィルムがないから、静止しているところをねらってパチリと撮っていたのだ。名画座だからこそそんなこともできた。あ、メモもとった。テープをおこして、自分なりの採録シナリオを作ったりして、何とか映画を「保存」することに懸命だった。懐かしい。映画も、それに夢中だった自分も。これじゃ、「あンときゃ、きれいだったぜ」じゃなくて「あンときゃ、若かったぜ」だなぁ。(FEB. 25 06)
  1. 2006/08/03(木) 07:25:49|
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Author:fanfunfuan
 かつては、「スクリーン」や「ロードショー」などにハリウッド映画の記事を書いていたライター。あるときは[AT],あるときは[ブリジット・ファン]、あるときは[アニタ・ムイ・ファン]と、・・・つい、その場の思いつきでHNが増えてしまったが、これからはfanfunfuan。仁侠映画、林青霞、ジュリー・アンドリュース、山口百恵さんたちは私の「ファン殿堂入り」した人たち。現在は、亡き梅艶芳(アニタ・ムイ)さんに夢中。因みに、写真はアニタです。
管理人へのメールは私のHPこちらから。

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